🏆 RCJ 2023 Robocup@home Education メイン競技 金沢工業大学夢考房 1位

🏆 RCJ 2023 Robocup@home Education ポスターセッション 金沢工業大学夢考房 1位

使用プレゼンテーション

Canva / Word

参加した大会の正式名称

ロボカップジャパンオープン2023 @ホーム Education

ポスター作りについて

本大会で発表したポスターは全て私が作りました。とは言っても先輩の力、同級生の力を借りてポスターの英語化をしたり、ロボットの各パーツの部品の説明を聞いてポスターの内容を充実させたり色々手伝ってもらいました。僕だけの手柄ではありません。みんなのおかげで完成したポスターです。本当に協力してくださったみなさんには感謝しています。

ポスター作りのおかげで部員と仲良くなれた件

今回の大会に参加したおかげで先輩を含めて多くの人と仲良くなれました。今、開発しているロボットのアームなどの機構の話や、内部回路の話など先輩やメンバーなどいろんな人にインタービューをすることで顔見知りになり、質問や確認、たまに雑談をしに行くことで仲良くなっていきました。

今まであまり話したことがなかった同学年の友達とも一緒に外食しに行ったり遊びに行ったりするようになりました。一緒に作業することでこんなにも仲良くなれるんですね。勉強になります。

このポスター作りの経験を得てコミュニティを形成できた点が嬉しかったです。一緒のチームメンバーで良かったなと思いました。

当たりまえのことを聞くことの経験

私自身、私たちが開発しているHappyMimiのロボットのことをポスターを作成するまでほとんど知りませんでした。ロボットの足元の2D-Liderやエンドエフェクタ、YOLOなどのいろんな専門用語を知り理解することにかなり苦戦しました。

しかし、理解するだけではなくそれに関して素人ながら疑問を持ち、先輩に質問しポスターを作っていきました。おそらく質問した内容は『あたりまえ』だと思うような内容ばかりだったと思いますが、先輩たちは優しく教えてくださいました。

でも、実はこの『あたりまえ』っていうことは本当はかなり大切なことなのだと改めて感じました。理由はポスターセッションの本番のときに「みんなしっているだろうな〜」っていうことを話していると聴衆の中で頷いている人がいたからです。

例えばYOLOとOpenPoseの違いについて話したときも前方で聞いていた聴衆は頷いているのが見て感じ取れました。自分のプレゼンで伝わったのでとても嬉しい気持ちになりました。

大会二週間前に英語のポスターにせよという本部から告知

私はポスターの内容を充実させるために大会の1ヶ月前からポスター作りに専念していました。その時は日本語でポスターを作って良いとのことだったので何の疑問もなくポスターを作ってポスターセッションの練習をしていたのですが、大会二週間前で事件が発生しました

なんと

英語のポスターを作ってください

ということでした。なんだって!?僕は英語が苦手なんだよ。

聞いていないよ、と思いながらも急遽DeepLやchatGPTを使ってポスターを英語化しました。でもすごいですね、DeepLは日本語の文章を英語のそれっぽく翻訳することができるんですね。また、ポスターセッションの発表担当まで任されていたので発表原稿も英語に直しました。

しかしこの努力は虚しく、ほとんど意味がありませんでした。夢考房の技師さんに英語版のポスターと英語版の発表原稿を元に発表見てもらったところ

「Google翻訳か何か使った?表現が遠回しでよくわからない」

と言われてしまいました。プレゼンでは人に伝えてなんぼの世界です。伝わらなかったら意味がありません。僕はDeepLを使って英語の文章書い他のですがこれが意味がなかったようです。遠回しの説明が多かったようです。私は英語の文章を流暢に喋ることが正義だと考えていましたがそうではな買ったことを知りました。このときDeepLは使い物にならないのだなと強く思いました。

他にも技師さんに、僕の発表態度(くねくねしていたらしい)やポスターの英語の内容がわかりにくいなどのご指摘を受けてとても悲しくなりながら修正しました。これを受けて自分の力では到底ポスターを修正できないと感じ同級生や先輩の力を借りて一緒にポスターの修正を行いました。

一人ではどうしようもできない時は人に頼るのが一番。

本当にこの言葉の通りです。

なんで英語なの?

今回は海外チームの中国のマカオの中学生チームやタイのチームが参加することになったため急遽英語の発表資料と発表になりました。

僕は英語が多少得意だったとはいえ、正しい英語の文法で話すことができるかはとても心配でした。普通に投げ出そうと思っていました。

しかし、人間は不思議なものです。いざやらなければならないと思うとしっかりと対策するものなのですね。

私はまず、DeepLで翻訳した文章を全削除して自分で書いた中学生英語の文章を書いてチームメンバーに添削してもらい、さらに内容を濃くした後にchatGPTを使って添削してもらい、文章の密度を濃くして最後に、先輩に確認を取る、こんな流れをとっていました。

また、他にも大学の『ライティングセンター』を訪ねたり、英語の『EEC』センターを訪ね、添削してもらいにいったりしました。ライティングセンターは英語は❌で、EECは業務意外の内容をやらないということで却下されましたが😭。

ポスターの配色にHTML配色を使うヤロウ

ポスター作りにはとても力を入れました。例えば、配色。配色はGoogle MaterialDesignで学んだ『色は3色にしろ』ルールを守っていました。嘘です。4色使ってしまいましたが色は固定しました。

すると、めちゃくちゃメリハリのある良いポスターを完成させることができました。自分でも完成度が高くとても嬉しいです。

あと、ポスターの文章にも力を入れました。私自身先程述べたように、ポスターを作るまではほとんどHappyMimiの機体について知らなかったので先輩に詳しくインタビューをしまくりました。

ですので、私が聞いたこと、実際に触ってわかったことを満遍なく文章に転記しました。ですので私のポスターの文章は私の努力の結晶です。誰にも何も言わせません!!!

競技中について

KIT Happy Robotはぶっちぎりですね。

私はほとんど競技のプログラムを書いていません。なぜなら今回の大会でポスターを任されただけの人間だったからです。しかし、新たな発見をすることができました。

競技フィールドうるさすぎ問題

競技フィールドはとてもうるさいです。なぜなら他のチームも大会をしているからです。しかし、こんな甘いことを言っていられません。なぜならロボットはどんないかなる場所でも正常に動くことが期待されています。うるさいからと言ってロボットの精度が落ちてしまっては元も子もありません。

ですので、私は新しい機能を開発することに決めました。

言の葉AI(now developing)

友達が頑張っていた

僕の友達はモロ機体のプログラムを書く人間だったので一緒に横でプログラムの流れの様子を追っていました。僕もちょくちょく開発で一緒に考えた方がいいところは一緒に考えて開発していました。

ロボットの動くパラメータの調節など座標の相対的な距離を計算して一緒に考えていました。

一緒に考えてプログラムを考えていると、『この子は頭の中でこういう思考でプログラムを考えているんだ』と感心する点が多々ありとても楽しかったです。僕いがいの人がプログラムを考えている新鮮さを感じ取ることができて僕はまた新鮮さを感じました(?)

最後に

ロボット開発は楽しいです。スマートフォンアプリ開発も楽しいですが、やはり目に見えて動くものを作る時の快感は何者にも変え難いものだと感じました。しかし、スマートフォンアプリ開発も楽しいので、ロボットとスマートフォンを密接に組み合わせることができるアプリを今後作っていく予定です!乞うご期待ください。